ピアノ初心者のための音符の読み方


   代表的な失敗例シリーズ (スパルタレッスン編)
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  【代表的な失敗例シリーズ その6】


   自分が弾けることと、人に教えることは
   似ているように見えて、全然違います!

   「先生自身がピアノが上手であれば、教え方も優秀!」

   世の中には、そのようなイメージがあると思います。
   しかし実際は? というと・・・・


  先生は 上手なんだけど 生徒は怒られるだけで あまりうまくない・・


   そのような話、よく聞きませんか?
   これはいったいどういうことなのでしょう?

   代表的な失敗例シリーズ その6は

   『スパルタレッスン編』 です。



  崖から落とされた子ライオンが、自力で這い上がれるか?


  音大を目指す生徒 を専門に扱う先生は

  普通の先生は知らないような特殊な 「裏技」 を知っていて
  教え方も優しく丁寧で、

  習いに行けばグングン伸びていって
  こんな世界、知らなかった! 習ってヨカッタ! となるのでは?
      ・
      ・

   何も知らない人は、このような、淡い幻想をいだきがちですが

   先生自身が、幼少の頃から、スパルタ教育で育ち
   自身が教えるときも、自分自身の経験則を優先してしまうと

   事前のイメージとは全く違う、レッスン内容になることもあります。



  崖から落とされた子ライオンが、自力で這い上がれるか?


   音楽の世界は、本来は文化系、芸術系の世界なので
   「体育会系」 とは真逆の文化のはずなのですが

   教わりにいく先生自身が、幼少期から
   英才教育 という名のスパルタレッスンで育ち

   周りの子たちは、耐えきれずに次々と脱落する中
   自分だけは、最後まで耐え続けた エリートライオン

   という場合は

   プロを目指すのなら、本気の猛練習を積むしかない!
   上達のためには、厳しさも必要!


   という 指導方針 になる傾向があります。


   その先生の元に集まる生徒は
   プロや音大を目指す 「気合い入りまくり!」 の人ばかり。

   だから、やる気のある生徒を、上級者に育てあげるために……


   ・ 上達には厳しさも必要
   ・ 猛練習推奨
   ・ ほとんど褒めることはない


   上達のためなら、何でもする覚悟! と
   このような厳しい指導法を求めてる方も、一定数 存在します。

   簡単な世界ではない! って知ってますからね。

   ただ、普通の方は そこまでの覚悟はない ので
   半端な覚悟のまま、そのようなレッスンに飛び込んでしまうと

   想像していた以上に厳しい言葉を受けながら

   猛練習に耐えることになってしまいます。


   1. 今は辛いけど、目標のためには乗り越えないと!
   2. 罵倒されて自信なくした! 自分には才能がないのかも?
   3. もう限界! こんな苦しいのは耐えられない!
   4. でも、やっぱりもっとうまくなりたい!

   (1番に戻る。 以下、無限ループ)
      ・
      ・
  崖から落とされるところからスタート


   先生自身が

   『崖から落とされた子ライオンが、自力で這い上がり、たくましく育った』

   という 成功体験 を持っている場合は、自分が教えるときも
   自らの過去 をなぞろうとする傾向がありますから

   レッスンに行くと
   まずは一発、崖から落とされるところ からスタートします。

   エリートライオン系の先生は、まず演奏の否定から入ります。

   先生の前で演奏すると、ほとんど褒めてもらえず
   「あれがダメ」 「コレがダメ」 とダメなところばかり指摘される。

   ところが、「それは、どうすればできるようになるのですか?」
   と聞いても、先生から返ってくる答えは

   「とにかく 練習するしかない」
   「それは 自分で見つけるモノ」


   答えを教えてもらえず
   自力で這い上がれるかどうか? 崖の上から見られている。

      ・
      ・

   (答えを教わることが出来ず、対処法が分からないまま、1週間、手探りの状態で練習)

   家で練習はしてきたが、前回受けた指摘は間に合わなかった!

   すると?

   前回の指摘がまだ直っていない。
   もっとたくさん練習してきてください!

   と怒られる。 (再び崖の下へ転落)

   以下、

   『 指摘を受ける ~ 家で練習 ~ でも間に合わない ~ 怒られる 』

   が 無限ループ となり

   レッスンに行くたびに、毎回否定されて、自分を出すのが怖くなってきて

   いつの間にか、「こう弾きたい」 が、どんどん失われてしまう。

   練習も、「怒られないために」 が何より優先されて、自分を出せない
   消極的な弾き方に変わってきてしまい

   昔はショパンの曲も、よく弾いていたのに
   どんどん自信がなくなって、今は難しい曲を弾くのが怖くなってしまった。

   基礎がなってない自分は、こういう曲を弾く資格はないのか? と。



  上級者のレッスンは成功してるのになぜ?

同じ先生に習ってる上級者の人は、どうやらうまくいってるらしい。

過去には、コンクールで入賞したとか、音大に合格したとか
景気のいい話が聞こえてきたこともあるので

「この先生に習ってれば安心!」

と思って習ってるはずなのに、
なぜか先生が成功してるのは上級レベルの生徒さんだけで

中級レベルの私にはおこぼれがこない……

いったいコレはどういうこと?
      ・
      ・

   これは不思議でも何でもなく、むしろ当然のことです!

   仕事で会社の同僚に、PCの操作手順を説明することを
   思い出してみるとわかりますが

   人にものを教えるときは、
   自分自身よりちょっと下の相手に教えるのが1番ラク

   多少説明が雑でも、
   本人が、自分の経験で話を補いながら説明を聞いてくれるので

   パパッと説明を終えられて、大変気持ちいい。

   一方、あまりにも知識や経験が離れすぎている新人に教えようとすると、

   「こんなこともわからないの? えっ? ここから?」 みたいな
   呆れるところからスタートしてしまうので、

   より丁寧に説明しないといけなくなり、同じことを教えるにも時間がかかってしまう!

   だから、スパルタ系でも、上級者相手には成功してるんです。


   「それは自分で考えるもの」 と言えば、本当に自分で考えてくれて自己解決!

   理解力も高いので、おおざっぱな説明ですら、上級者には金言になる。

   多少厳しめのことを言っても、少々のことではへこたれない、強いメンタルも持っている。

   上級者なら、そのレッスンで成功しているから、上級者本人も厳しさを肯定する。

   だから、上級者は成功してるのです。



  自信がないのに、コンクール参加を考える


   教わってる先生の、指導方針とは関係なく、
   自分自身によって、絶望的な環境 を作り出してしまう人もいます。

   自信がないのに、コンクール参加を考えるような方です。

   本人は、何も考えず、ほんとに軽い気持ちで

   人前で弾く練習にもなるし、
   コンクールのために練習も頑張るようになるから、試しに受けてみようかな?

   ちょうど、私でも参加できそうなコンクールのHPも見つけたし


   と申し込もうとしてしまいますが
   甘く考えている方ほど、もう一度考え直してみてください。

   コンクールは、道を踏み外しやすい、代表的な例なのです。


   【代表的な失敗例】

 1. 「本番慣れ」 のつもりで、コンクールに出よう!
   (別に、結果は問わないつもり)

 2. つい、欲が出てくる
   (やはり、やる以上は 入賞 したいから)


 3. 練習が厳しくなる
   (過去にないくらい 練習する)

 4. しかし、そんな急激に伸びるわけがなく・・・
   (上達に、焦りが出始める)


 5. 祈るような気持ちで本番
   (でも 結果は・・・)

 6. しばらくの間、ピアノを弾く気になれなくなる
   (ピアノに 裏切られた気がして)



   これは、代表的な失敗例で、ほとんどの人から聞く話です。

   入選者以外は、全員 「ココの枠」 にまわるのですから、当たり前ですよね?

   特に、当HPにMAILでコンクール参加について相談される方は
   このような傾向が強く

   (見ず知らずの方から、なぜか相談MAILがたくさん届くのです)

   「また次回も受けた方がいいですか?」 という質問に 「やめた方がいい」 と
   返すことが多いのですが

   勝負事というのは、イチかバチか! というときは
   まだやめた方がいいのです!

   普段から、人との競争に慣れてない人は

   「自分が頑張れば、きっとうまくいくはず」 という思考になりがちですが

   それは自分自身のことしか見えておらず
   他の参加者も同じように、本気で頑張ってくることが、計算外になってる。


   スポーツと同じです。

   自分が頑張っても、対戦相手の方がもっと強かったら、たとえベストを尽くしても
   結果は敗戦なのです。

   「自分さえ頑張れば 何とかなるのでは?」 という甘い考え方はダメ

   もし本気で優勝などを狙うなら
   去年の優勝者がどのくらいのレベルだったのか?

   あるいは、入選者がどのくらいのレベルだったのか? というのを調べて

   そのレベルと、自分の数ヶ月後の演奏 をぶつけあったときに
   勝算がどのくらいあるか?


   もし、事前にレベルが分からなかったら、今回は、観客として聴きに行き
   頭の中で、自分なら勝ったか負けたか? 勝敗のメモをとりながら聴く。

   (優勝者の予想も、自分が聴いて 「この人が一番ヨカッタ」 と感じたのと
   審査員が選んだ価値基準が一致するか? も)


   ココがズレていたら、「自分の最高の演奏」 を出せたとしても落とされてしまうと
   それで落ちていた方の演奏が、代わりに教えてくれるわけです。

   「何が正解か?」 は審査員の審査基準で決まるわけですから
   もし自分の予想と一致しなかったら、その状態で自分が勝つのはかなり難しい。

   人との勝負というのは、勝ってこそ ですから、むざむざ負けに行くのなら
   参加は見送った方がいい。

   そのほうが、余計な落ち込みによる、練習 空白期間を作らずに済みます。

   コンクール出場というのは 「諸刃の剣」 なのです。

   今までにない、本気の練習により 実力が伸びる反面
   (いきなり、自分よりうまい人たちと比較して) 自己嫌悪に陥ったり、燃え尽きたり・・

   自分は何のためにピアノをやっているのか?
   それを忘れ、人と競うことを考えはじめると、大抵 ピアノは苦しくなります。

   競争が得意な人ならいいのです。

   人と競っていい人は、自分が勝者になれる人です。元々、勝つ自信がある人。

   元々、勝つ自信がある人同士が、入賞を分け合うのですから……。




  伸びるピアノ教室の見分け方 (成功例と失敗例)

  
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