ピアノ初心者のための音符の読み方


   子供のレッスン サボり編 (代表的な失敗例)
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   自分が弾けることと、人に教えることは
   似ているように見えて、全然違います!

   「先生自身がピアノが上手であれば、教え方も優秀!」

   世の中には、そのようなイメージがあると思います。
   しかし実際は? というと・・・・


  先生は 上手なんだけど 生徒は怒られるだけで あまりうまくない・・


   実際は、このような話を、よく聞きませんか?
   これはいったいどういうことなのでしょう?

   代表的な失敗例シリーズ その1は

   『子供のレッスン サボり編』 です。



  練習曲を 順番通りに進めるだけのレッスン


   普通の先生に習いに行くと、

   「まずは基礎が大事!」 と言われて、 「練習曲」 を渡されます。


  【練習曲のルール】
まず最初に、宿題 (次は3番をやってきてね) を指定されて
それに対して1週間、自分で練習!

次のレッスンで、先生の前で弾いたとき


  1. 間違えずに弾くこと
  2. スラスラ弾くこと


両方できて 課題に マル をもらえたら、合格!


   ところが

   「練習曲をやれば 基礎力がつくよ!」


   と言われていたはずなのに、
   あらためて、自分自身を振り返ってみるとどうでしょう?

   子供の頃、ピアノを何年も習ってきた人も・・・・


「♪は読めるようになりました?」
「片手ずつ、ドレミと数えてました」
 ( → 特に加線)

「ヘ音譜表や、臨時記号、♭4、和音などへの苦手意識は?」
「全部 苦手なままでした」

「じゃあ、指の動きは 高速になりました?」
「全然です! 特に左手が、全然動かなくて・・・」

「では、表現力はつきました?」
「間違えずに 課題を弾ければ、それで合格でした」


   あれ? 全く 基礎力がついてなかった・・・・。



  先生による 『練習曲』 の扱い方が間違ってる


   実は、 『練習曲』 をやれば実力が伸びる!
   と、多くの人が思い込んでますが

   本当は、先生による 『練習曲』 の扱い方が間違ってると
   『練習曲』 の効力は 完全に消える のです。


 えっ? そうなのですか?


   理由を順番に、見てみましょう。

   まず、普通の先生は、

   練習曲を渡したら、「あとは自分で頑張ってきてね!」 という
   「宿題型のレッスン」 です。


次回までの課題 (練習曲) を指定されて
「次回までに、これを弾けるようにしてきてね!」

その後は 1週間 自主練習



  --- 《そして翌週》 ---

練習が 間に合わなかったら?

「あなたの練習量が 足りない!
もっとたくさん 練習してきてください」



   実は、うまくいかなかった場合でさえ
   練習法や読み方のコツを、先生が教えてくれるわけではなく

   「練習量が足りない!」 と言われるだけで、何も教わってないのです。

   (せいぜい、音とリズムと、指番号の間違いを、指摘されるくらい)


   その証拠に

   1回目が不合格だったときの
   《翌週のレッスン》 の流れがどうなってるかというと……


   …… 1回目が不合格 その翌週のレッスン ……

   ピアノの前に座ったら、最初は 軽く指慣らしして、その後に課題を弾く。
   もし不合格だったら、やり直し!

   「今のは惜しかったね。もう1回弾いてみましょう!」

   うまくいくまで、何度も再挑戦!


   ……何回やっても、まだ合格ラインを超えられないときは?

   (先生が、時計をチラッと見る。残り時間が少ない)

   再び弾く。

   今度は先生が、ミスした音符に 印をつけ始める
   そして次に本人が弾くときは、弾く前から印が気になって怖いので

   楽譜の印のところは、わざと減速しながら弾いた。すると?


   『 オマケしてマル!! 』  (合格基準がカクンと下がる)


 あれ? これで合格なんですか?
 全然 出来てませんよね?


   そうなのです。

   実は 『 オマケしてマル 』 って、先生から見ると、合格は してないのです。

   なのになぜ、そんなことが起こってしまうのか?


   実は、採点を厳格にして、2回連続 不合格にしてしまうと、
   同じ課題で 『ダブり2連発』 になれば、言われたほうは小学生ですから

   今度こそ 合格できるように頑張ろう!

   と気合いを入れ直して、マジメに練習するのではなく……


 あ~あ、合格できなかった、ガッカリ! 「また来週」 って言われたけど
 もう完全にやる気なくした!


   このように、翌週は 練習がゼロ になってしまうのです!

   だから、たとえ 中身は不合格 だったとしても
   無理矢理 合格したこと にして、ページ番号を進めて

   本人のやる気が落ちないように、新鮮さを与え続けないといけない。


   でも 《翌週の課題》 に対しても、同じことが繰り返されます

   最初の1回目は当たり前のように不合格で、次の回で オマケして合格……


   そんなことを繰り返すうちに、課題の番号だけ、どんどん先に進んでいくわけです。

   実力が伴わないまま、課題だけが 難しくなっていく。


   すると、とうとう 『 オマケしてマル 』 とすら言えなくなって、

   『不合格2連発』 が起こるわけです。


   その後の結果は……?


 あ~あ、合格できなかった、ガッカリ!
 もう完全にやる気なくした! 練習する気にならない。


   そして本当に言葉通り 『ゼロ』 になってしまった……


   当然、今回も 『 オマケしてマル 』 とすら言えなくなって、
   『不合格3連発』 になるところです。

   ところが、『不合格3連発』 になったらまた、同じことが繰り返されるので
   ここは、何がなんでも合格させるしかない

   なので、どんどんヒントを与えて、無理矢理 合格させるため

   本人がミスしたところに対しては、先生がその都度、カナをふり始め
   ミスした場所は全部、弾く前から答えが見えてる状態にする!


   それでようやく 合格 となるわけですが、
   いったん練習の習慣が 『ゼロ』 になってしまった人が、簡単に元には戻りません。

   この手法でごまかしが効くのは、あと数回程度まで。


   結局、合格させても、家で練習しない習慣は変わらず、

   『家で練習するって、なんですか?』 と
   完全に、ピアノレッスンの 「ルールそのもの」 を忘れてしまう状態にまで突入。


   この頃になると、たとえ、全然練習しなくても、
   もう先生が (諦めて) 何も言わなくなって、全く怒られない状態になっているので


   ピアノとは、全然練習をせず、先生の前で一緒に練習して、合格をもらうもの!

   と、本人の中で、ルールが書き換わってしまう。


   練習の習慣がゼロになってしまって、毎回先生の前で初めて練習! という場合は
   先生に出来ることは、もう 「音声ガイド」 しかありません。

   先生が隣から、「そこは ソだよ!」 とか
   「そのまま押したら間違うよ! そこじゃなくて、その一つ隣り! そうソレ!」

   みたいに、ナビタイムのオッサンの音声ガイドのように……

   ときには、正解の場所  を、先生が直接指差しながら

   とにかく正解に向けて誘導し続ける。


   もう、レッスンでもなんでもありません。

   共同で、正解の場所を順番に押す作業を、こなしているだけ。


   この子が挫折するのは、時間の問題です……


 それって親から見たら、レッスン代が、何にもなってないですよね?


   驚くことに、このようなレッスンは、かなり多発していて、

   以下のような話、よく聞きませんか?


   【典型的な 小学生のパターン】

「昔習っていたけど、もう辞めちゃった」 (埼玉県 小学3年生)

「ピアノ? 全然練習しなくて、怒られるだけだった」 (千葉県 小学4年生)

「幼稚園の頃に、ちょっとやったくらい」 (北海道 小学5年生)

「自分も妹も弾かなくなって、今は置物です」 (神奈川県 小学6年生)


   ピアノレッスンというと、上手な子が、周りの何倍も目立ちますから

   習いに行けば、半数以上の人は成功するんじゃないか?
   というイメージが、なんとなくありますが……

   実際には、このようなレッスンの場合、
   30人くらい生徒がいるピアノ教室の発表会で、上手い人は、せいぜい3人くらい。

   あとの子たちは、「稚拙な演奏もご愛敬」 という感じ。



  宿題タイプのレッスンは、親のサポートにかかっている


   練習曲を 順番通りに進めるだけのレッスン は、
   才能がある人を、より上手にさせるためのレッスンではなく

   黙ってたら、絶対に練習しない子を、宿題によるノルマ形式で
   無理に練習してもらうためのレッスンなのです!


   だから、先生が黙っていても、自ら進んでやってくれる子は、
   家庭で両親がしっかり育てていて、頭も良く、性格がまじめな子か

   本人の練習中、お母さんがつきっきりで、練習を監視しながら
   毎日、コーチ役を引き受けてくれる場合……

   それ以外は、ほとんど失敗しやすいシステムなのです。


   「先生に任せてるから安心!」

   と親は考えていても、

   ピアノ教室に任せるだけでは、結局、
   本人の練習が、飛び飛びになるのは当たり前で、


毎年、夏休みの宿題を
8月末に慌てて集中的にやるものの、結局間に合わない


   これと同じ失敗を、ピアノでは、毎週繰り返してしまうのです。


   ですから、ピアノを練習してないと、先生に怒られる! という、世の中のイメージは

   失敗は 『不合格3連発』 が発動条件ですから、そうならないよう、
   先生が怒り続けて 不合格の連発 を食い止めないと、システム的にモロい。

   いったん発動したら、次は 『発表会のための曲の練習』 以外、
   自発的な回復の見込みはないのです。

   (このときだけは、本人も練習してくれますが、発表会終了とともに燃え尽きることも)




  子供のレッスン 普通の子の失敗編

  
楽譜の読み方
曲の練習法
練習のコツ
代表的な失敗例


  

 LESSON


 子供レッスン サボり編
 練習曲を順番通りに

 子供レッスン 普通編
 どんな指導を受けてる?

 初見がデキナイ編
『練習曲』 の失敗率が高い

 大人の初心者編
 基礎からみっちりは失敗する

 曲からスタート編
 1曲だけの狙い撃ちは失敗する

 スパルタレッスン編
 自信がないのにコンクール参加


  

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